不動産を売ることを決心します。

そうするとまず好感度の高いＴＶＣＭなどをしていたり、誰もが知っている大手不動産会社に相談した方が良いかと思われていませんか？

そんなお客様には別の選択肢があることも知ってほしいのです。

もちろん組織力のある大手不動産会社営業マンに依頼することは組織力や資本力などの「安心感」と言う点では否定しませんし、そこに惹かれるのは当然だと思います。

大手不動産会社１社だけでなく、大手と地元の不動産会社含め５～６社に一括して査定をお願いできる売却査定サイトの利用することも考えて良いかとも思います。

ただし・・そこにも多少の問題が・・。
一括査定サイトに登録すると、査定を依頼された不動産会社は他社と売却相談が１００％バッティングしているということになります。

売却依頼をなんとしても自分の会社に依頼してほしいが為に反対に高い金額ででも媒介契約（売却を依頼する契約）をもらおうとする会社も出てきてしまいます。
査定金額が高ければ、売却をしたいお客様の心情的にはその営業マンの言うことを信じたくなります。

でも相場よりも高い値段で市場に出してしまうとなかなか売れないという状態に陥ってしまう可能性は無いでしょうか？せっかく売りに出すことを決心したのに、販売から数ヶ月が経過して売れ残っているイメージが付いてしまうことになってしまいます。

相場よりも高すぎる値段で売却を続ける場合、なかなか買い手が見つからず、とうとう価格を下げて再販売するも...

「売れ残っている物件なんだから、もうあと300万円安くしてくれたら・・・購入したい・・。」
など結局は査定金額を低く見積もっていた会社と同じ売却金額になってしまい、購入者の方に足元を見られながら何か気分も晴れない売買になってしまう可能性も十分に出てきてしまいます。